コラム / 節水
節水シャワーヘッドの流量と水圧の関係
節水シャワーヘッドを検討すると、「どのくらい水を減らせるのか」「水圧が下がって使いにくくならないか」が気になります。これらは水圧や設置環境によって変わります。本記事では、ZHONGHE(設計・技術提案を強みとするODM中心のメーカー)が、節水モデルの流量と水圧の関係を整理します。
節水は「専用の節水モデル」で実現します。1本のシャワーヘッドにすべてを求めるのではなく、目的に合ったモデルを選ぶことが大切です。
節水モデルは流量を抑えることで毎月の水道料金などの節約につながります。ただし実際の流量・節約量は水圧や設置環境によって変わります。
この記事でわかること
節水モデルの考え方、流量と水圧・設置環境の関係、水道料金などの節約と注意点。
- カテゴリ
- 節水
- 流量削減の目安
- 0.3MPaで約50〜70%
- 対象読者
- ブランド・商社・調達担当者
- 執筆
- 代表 Steven(ZHONGHE)
- 最終更新日
用語
節水シャワーヘッドの流量と水圧の関係とは?
節水シャワーヘッドの流量と水圧の関係とは、限られた水量でも体感を保つための設計上のバランスのことです。流量は1分あたりに流れる水量(L/分)で、通常のシャワーヘッドは約12L/分が目安です(浴室シャワー水栓の節水率は10L/分を基準に算定)。節水は専用の節水モデルで実現し、水圧や設置環境によって体感が変わるため、目的に合ったモデルを選ぶことが大切です。製品ごとの具体的な節水率は断定せず、サンプルで確認します。
考え方
節水は「専用の節水モデル」で実現する
節水は、1本のシャワーヘッドにすべての性能を求めるのではなく、目的に合わせた「専用の節水モデル」で実現します。水流の打撃感を重視するモデルと、節水を重視するモデルは、設計の狙いが異なります。
- 打撃感重視モデルと節水重視モデルは設計の狙いが異なる
- 「節水したい」という目的が明確なほど適したモデルを選びやすい
- ZHONGHEは用途・目的に合わせて節水モデルのOEM/ODMに対応
流量と水圧
流量と水圧の関係
節水モデルは流量を抑えることで節水します。ただし、実際に出る水の量(流量)は、製品仕様だけでなく、水圧や設置環境によって変わります。
| 比較条件 | 0.3MPa(当社試験条件) |
|---|---|
| 流量削減の目安 | 非節水モデル比 約50〜70%(製品仕様・機能により変動) |
| 流量に影響する要因 | 水圧、設置環境(配管条件など)、製品仕様 |
同じ製品でも、水圧が高い住宅と低い住宅では出る水の量が変わります。配管の状態など設置環境によっても変わるため、数値は固定的な保証ではなく、目安としてご確認ください。日本の節湯水栓の判断基準でも、吐水力は7.0/8.5/10.0L/分という決められた流量条件で測定することとされています(建築物エネルギー消費性能基準における節湯水栓の判断基準(PDF))。実際の流量は、サンプルとお客様の使用条件で確認します。
節約
毎月の水道料金などの節約につながる
流量を抑えるということは、同じ使い方なら使う水の量が減るということです。これは、毎月の水道料金などの節約につながります。
ただし、実際にどれだけ節約できるかは、使用量、水道料金の単価、水圧、設置環境によって変わります。当社Webサイトでは、固定的な節約率や金額を保証していません。
参考までに、一般的なシャワーヘッドの使用水量は1分あたり約12L、10分のシャワーで約100〜120Lとされています(TOTOほか各社の公開資料)。東京都水道局「水の上手な使い方」でも、シャワーを3分間流しっぱなしにした場合の使用水量が約36リットル(1分あたり約12リットル)として公開されています。また、浴室シャワー水栓の節水率は、一般社団法人 日本バルブ工業会の基準で、従来流量10L/分を基準に算定されます。この基準の詳細は、同工業会「節湯(せつゆ)水栓・節水水栓について(PDF)」に記載されています。日本の水圧・流量の基準は水圧・流量基準のコラムでも整理しています。
OEM/ODM
OEM/ODMでの考え方
ZHONGHEは設計・技術提案を強みとするODM中心のメーカーとして、用途・目的に合わせた節水モデルのOEM/ODMに対応します。流量の目安はサンプルと使用条件で確認し、量産時は全数通水検査・漏水確認などの品質確認とあわせて進めます。
美容室・ホテルなど使用頻度の高い現場向けの考え方は、業務用・サロン向けシャワーヘッドのOEM/ODMで整理しています。すすぎに必要な水流感と水道・給湯コストの兼ね合いを、用途ごとに確認する内容です。
FAQ
よくある質問
節水シャワーヘッドはどのくらい水を減らせますか。
当社試験条件(0.3MPa)では、非節水モデル比で約50〜70%の流量削減が目安です(製品仕様・機能により変動)。実際の流量は水圧や設置環境によって変わるため、固定的な保証ではなく目安としてご確認ください。
節水すると水圧が下がって使いにくくなりませんか。
節水モデルと、水流の打撃感を重視するモデルは設計の狙いが異なります。1本にすべてを求めるのではなく、目的に合ったモデルを選ぶことが大切です。実際の使用感はサンプルでご確認いただけます。
どのくらい水道料金を節約できますか。
流量を抑えることで毎月の水道料金などの節約につながりますが、実際の節約量は使用量、水道料金の単価、水圧、設置環境によって変わります。固定的な節約率や金額は保証していません。
節水モデルのOEM/ODMはできますか。
はい。用途・目的に合わせた節水モデルのOEM/ODMに対応します。流量の目安はサンプルと使用条件で確認し、量産時は品質確認とあわせて進めます。
通常のシャワーヘッドの流量はどのくらいですか。
通常のシャワーヘッドの流量は1分あたり約12Lが目安で、10分のシャワーでおよそ100〜120Lを使うとされています。節水は専用の節水モデルで実現し、製品ごとの具体的な節水率は断定せず、サンプルで確認します。
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目的に合った節水モデルの選び方から、流量の確認、量産前の品質確認まで、ODM中心のZHONGHEが一緒に検討します。まずは検討内容をお聞かせください。
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